ビタミンと食物繊維の宝庫!えのきの栄養と効能

ビタミンと食物繊維の宝庫!えのきの栄養と効能

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年2月20日

白くてひょろっとした見た目から頼りなく感じられるかも知れないが、えのきには驚きの効能が秘められている。生活習慣病から認知症までダイエットだけでなくさまざまな現代病の予防改善の効果が期待されるまさにスーパースターだ。

 
 

1. えのきに含まれる栄養素

えのきは、公園や里山などにある落葉高木樹のえのきが朽ちた後に見られることから「えのき茸」と呼ばれている。また、煮ると「ぬめり」が出てなめこのようになることから「なめ茸」とも呼ばれる。一年中手に入り、安価で最もポピュラーなキノコの一種である。一見栄養が少ないように思われるかもしれないが、豊富なビタミンを含んでいる。

ビタミンB1

糖質を代謝してエネルギーに変える補酵素としての役割がある。神経経緯の機能維持に必要だ。不足すると疲労感や倦怠感に襲われやすい。欠乏症の代表的な疾患は脚気である。

ビタミンB2

糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーに変換する補酵素として働く。髪や皮膚を丈夫に保つ。子どもの場合、不足すると成長遅滞になる恐れがある。

ナイアシン

ビタミンB3とも呼ばれる。糖質、脂質、たんぱく質、アルコールの代謝に欠かせない。

ビタミンD

骨形成に必要なカルシウムやリンの吸収を助け、血中カルシウムの濃度をコントロールする働きがある。

食物繊維

可溶性食物繊維と不可溶性食物繊維の両方を含み、腸内環境を整える。
 

2. えのきに秘められた効能

ここまでは少し栄養や健康に関心のある方には周知の事実だろう。しかし、えのきにはまだまだ知られていない効能があるのだ。さまざまな研究によって、健康に役立つ効能が次々と報告されている。

がん予防

えのき茸栽培農家の多い長野県において、えのき茸を週に2から3回食べるグループは、ほとんど食べないグループのより胃がんの発症リスクが低いと報告されている。

骨粗鬆症予防

ビタミンDの働きにより、カルシウムの吸収がよくなり、また血中にカルシウムが溶け出すのを抑制することができる。

免疫力の強化と生活習慣病の予防

細胞の老化を促す活性酸素を除去する抗酸化作用があり、アンチエイジングのみならず、免疫力のアップによる生活習慣病の予防も期待される。

認知症予防

えのきの成分はしっかりと咀嚼して吸収されると、脳に達し、ドーパミン、セロトニン、アドレナリンの分泌を促す。脳の活動を活性化させることで認知症の予防や症状の改善が期待されている。

腸活

エノキタケリノール酸が、腸内の余分な油が血管に吸収されるのを防いでくれる。さらに、キノコキトサンが食物繊維と共に老廃物や余計な油を体外に排出する。腸内環境が整い、便秘の予防や美肌にも効果的である。

この他にも抗アレルギー作用、血流改善作用、血中コレステロールの低下などが報告されている。
なお、えのきは石づきにたくさん栄養が含まれているので、石づきに近い部分まで料理に使う方が良い。